オペラ フィガロの結婚(2008年12月6日)
オペラ フィガロの結婚(2008年12月6日)
ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場の日本巡回公演。千葉県市川市文化会館での公演に行った。例年の如く安くチケットが手に入ったので聞くことが出来た。ハンガリーやプラハなど、かつての東欧圏のオペラがこうして日本巡回公演をしてくれるのは、そして比較的安く公演をきかせてくれるのは大変に有り難い。これで彼らも黒字が出て、われらも楽しめればともにハッピーである。
伯爵:マリウシュ・ゴドレフスキ、伯爵夫人:アンナ・ヴィエルツビカ、スザンナ:マルタ・ボベルスカ、フィガロ:アンジェイ・クリムチャック、ケルビーノ:ユリタ・ミロスラフスカといった出演者の公演だった。完全ダブルキャストなので他の公演の出演者はわからないが、私が聞いた公演ではスザンナや伯爵夫人など並み以上の力量の歌手が並び、フィガロも少し声量は劣るものの演技力で見せてくれた。ストーリーもよくわかる、楽しい舞台であった。
フィガロのオペラそのものについては、いまさら何を言うまでもなくモーツァルトの傑作中の傑作。
海外巡回公演ということで、演出も平均的だし、あまり意欲的なところのない上演。ベルリンで見たドン・ジョバンニに比較すべきもない。しかしこれはこれでよいのだ。これでもたぶん平均的な出来は日本人だけで国内で公演するフィガロよりは上質であると考える。本当に音楽家(もちろん声楽家)のレベルの差にはいやになる。
(2008年12月9日)
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